以前に折原はRDR2を買ってレビューをしたことがありました。
でまあ、この時には買ってすぐだったこともあってあんまりおもしろくない的なことを言ってしまったんですけども、今は評価が180度変わってしまいました。
控えめに言って神ゲーですよこれ・・・
ということで今回は手のひらを反してますけどRDR2の魅力について語りと思います。
以下ネタバレありです
最初は色々我慢必須
前のレビューでも書いたんですけどこのゲームはリアルを追求した結果、操作性については普通のゲームよりまどろっこしいです。
移動は時間かかるし、愛馬も普通に死ぬし、武器も手入れ必要だし、服装が気候に合わないと体力減るし
勿論リアルを追求するというのもいいことなんですけど、社会人になってほかにも時間を使いたい身である折原からすると割とストレスだったんですよね。
でも、あれから我慢して数時間プレイし、登場人物の見分けがつくぐらいになってからは一気にストーリーに引き込まれてしまいました。
はっきりいってこのゲームはストーリーがめちゃめちゃ長いです。
多分全クリするのに30時間近く使いました。しかもそれでも、ストーリーを追っただけでサイドストーリーはほぼ消化していません。
てか、多分やり込み要素は果てしなくありすぎて全部やるのは相当にしんどいと思います。
物語だけでもめちゃ長いからこそ、盛り上がるまでにすごい時間がかかるんですよね。
折原もストーリーが面白い!感じ始めたのは第2章の終わり当たりだったので多分10時間ぐらいは我慢してプレイしたと思います。
でも、我慢した甲斐あってそこからはもう楽しすぎて時間を忘れてプレイする日もあるぐらいでした。
爽快感はないけど、深みのあるストーリー
1899年、アメリカ。開拓時代が終わり、法執行官は無法者のギャングを一掃し始めた。 西部の町ブラックウォーターで大掛かりな強盗に失敗した後、アーサー・モーガンとダッチギャングは逃亡を余儀なくされる。連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われる中、ギャングたちが生き延びるためにはアメリカの荒れた土地で強奪、暴力、盗みを働くしかなかった。抗争に関わるほど、ギャングはバラバラにされる危機に見舞われる。アーサーは、自らの理想と自分を育ててくれたギャングへの忠誠、そのどちらかの選択を迫られる。
このゲームは基本的にギャングという盗賊がアメリカのフロンティアの開拓による文明化についていけず壊滅してしまうことをメインのストーリーに据えています。
主人公であるアーサー・モーガンも、彼の所属する「ダッチギャング」もプレーを始めた時から最後は死んでしまうし、なくなってしなうというのがわかっています。
なぜなら、前作はアーサーが亡くなりダッチギャングが消滅した後の話だから。
言うなればFF7をやった後にクライシスコアやったみたいな感じです。
あれも、ザックスが死ぬって言うのはわかってる状態でプレーするわけです。
だから、このゲームにはGTA5のような爽快感とか娯楽性はないかもしれません。
でも、その分クライシスコアのように物語がものすごい深いし重たいです。
確かに、割とご都合主義なステージもあるし(キューバまで流されたあとに奇跡的にアメリカへ変えれたりとか)
結局、銃撃戦一辺倒なところもあったりしますが、物語に感情移入できれば問題ありません!
ギャングのリーダーであるダッチの壊れていく過程をみたり、ギャングのメンバーと会話したり、アーサーの日記を読んだり
そういうことを繰り返していく中でなんだか自分もアーサーとしてギャングの一員になった気分になりました。
なので、中盤~終盤にかけての味方がバタバタ死ぬシーンは本当につらかったです。
勿論最終的にはそうなるってわかっててもやっぱりつらいもんです。
特に、ハビアやレニーは本当にいいキャラだったので死んだのが悲しすぎました。
逆に、チャールズは銀行強盗した際に死んだと思っていたのでよくぞ生きていてくれた!ってプレーしながら一人感動しました。
チャールズはマジでいい奴です。彼はただただいいやつ。幸せになってくれ。
主人公のアーサーがかっこよすぎる
折原は以前のレビューでは前作の主人公であるジョンのファンであり、アーサーのことはそこまで好きではないといいました
ですが、全部やり終えると評価が180度変わってしまいましたね。(折原は単純な男です笑)
今作のアーサーは本当にかっこよすぎます!
いい奴すぎて途中から「あれ?なんでこいつギャングやってんの?」てなりましたもん笑
勿論プレーによっては、悪人プレイも可能ですが折原は善人プレイを基本としていたので、余計にそう思いましたね。
組織の長として明らかに合理的な判断ができなくなったダッチをそれでも、基本的に見捨てず彼の右腕として活躍しているアーサーは本当にイケメンです。
きっと超人である彼なら一人でならギャングを抜けて平穏に過ごすこともできたかもかもしれません。
ですが、彼はそうしませんでした。
それは、孤児の自分を育ててくれたダッチに対する感謝の心がそうさせたのかもしれないし
ギャングとしての生き方しか知らなかったからかもしれないし
ギャングとしてたくさんの罪を犯したことに対する贖罪の意識のためだったのかもしれません。
いづれにせよ、自分の置かれている立場と犯した罪に苦しみながらもそれでも前を向くしかないといい続けるアーサーが本当に健気でもうかっこよすぎます。
てか、ダッチギャングってホゼアとアーサーとチャールズいないと絶対成り立っていなかったでしょうね
この3人有能すぎます
唯一残念だったのは、ジョンとの絡みがあまりないしアーサーはジョンのことをよく思っていなかったということですが
まあ性格が合わないんだろうなっていうのはプレーしててもよくわかりました笑
義理堅いところがあるがあまり深くものを考えず、直線的なジョンと
フィジカルだけでなく頭もよくて完璧超人であるがゆえに割と色々と考えがちなアーサーでは馬が合わないのも分かる気がします。
ジョンはアウトローという生き方が向いていたんでしょうけど
アーサーについてはアウトローという生き方はできるけど、向いてはいなかったと思います。
生まれた環境がちゃんとしていたならもっと違った生き方をしてはいなかったし、自分からギャングになりたがるタイプではないなと思いました。
とにかく、最終的には彼の生きざまを見たくて物語を進めたくなったところが多分にありました。
結局このゲームはストーリーに感情移入できるかどうか
結論としてはこれですね。
個人的にはこのゲームはかなり人を選ぶと思います。
操作性はいまいちだしやり込み要素やサイドストーリーはものすごい数あるので全クリするのは至難の業です。
しかも、物語がバッドエンドなのはわかりきってるし主人公は最後に必ず死にます。
味方が死ぬところなんか戦争映画を見ている気分になります。
そういう意味では爽快感や娯楽性はないし、ハッピーエンドを望んでいる人にはいまいちだと思います。
でも、RDR2にはそれを補って有り余る魅力あるキャラクターとストーリーがあります。
やり終えた時には達成感だけではない複雑な気持ちになりました。
それに色々とリアルであるがゆえに没入感もものすごいです。
現実を忘れて本当にギャングの一員として追われ続ける気になれます。
もしもそういう物語が好きな人には本当におすすめできるし
年末年始の時間のあるときに一気にプレイしてほしいって思いました。
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