タイトルの通りです。
折原は一年前の7月あたりから仮想通貨市場に参入しました。
でまあ、去年の年末~2月あたりまでの大暴騰も経験したし、そのあとの大暴落ももちろん経験したわけなんですけど
個人的には仮想通貨の値上がりって言うか相場の回復ってだいぶ先になるんじゃないかなーって思っています。
今日はどうしておりがそんな風に考えているのかその理由を話していきたいと思います。
- そもそもまだ実需がないものなので適正な価格がわからない
- 個人投資家が多かったがゆえに上の価格で売りのタマがたくさん残ってる
- 仮想通貨が乱立しすぎたせいで資金が一か所に集まりにくい
- 仮想通貨界隈で不祥事が多すぎていいイメージがない
そもそもまだ実需がないものなので適正な価格がわからない
まずそもそも、大前提としてどうして株の比じゃないレベルの仮想通貨が大暴騰と大暴落を繰り返しているのかといったら
それは仮想通貨には投機の需要はあれども実需がないからという一点につきます。
個人的には残念なことだと思いますが、まだまだ仮想通貨も投資の道具でしかなくてまだ実用的でみんなが使いだすようなところまできていないのです。
折原の個人的な趣味では、XRPを推しているのですがそのXRPも結局今のところは実用的かといわれると「?」なんですよね。
これがもしも、実際に社会で使われるようになれば実需による仮想通貨への需要が生まれるので、ここまで激しい値動きしないんですけど現状は投機のマネーが移動して膨らんだり縮んだりしているだけなんですよね
こんな状態ではもしも今後仮にまた以前のような大きな暴騰があったとしても、そのあとに大暴落がセットでついてくるだろうなっていうのは容易に予想できてしまいます。
だから、今後仮想通貨が安定して上昇していくためには実需が絶対に必要だと個人的には思いますが、それは数か月みたいな短いスパンではおそらく訪れないでしょう。
そんな世の中になるには数年かかるんじゃないのかなって折原は思います。
個人投資家が多かったがゆえに上の価格で売りのタマがたくさん残ってる
2つ目の理由がこれです。
そもそも2017年の年末から2018年の頭のあの暴騰のころに仮想通貨市場にたくさんのお金を入れたのは機関投資家ではなく、個人投資家が多いでしょう。
(しかも、一説には日本人のお金がたくさん入ったとかなんとか)
基本的には金融機関に比べれば、個人のほうが損切は遅いはずです。ってなってくると今回の大暴騰からの大暴落で、損切もままならないまま取り残された大量の売りダマが市場にはものすごい量で控えていると考えるのは自然でしょう。
そんな大量の売りによって上のほうが塞がってしまっている以上、今後もしも仮想通貨が値上がりしたとしてもそれらの売りダマを処理していく作業がまずは始まるでしょう。
勿論それはつまり価格の上昇に比例して売りがぶつけられるということを意味しています。
そう考えると以前のような大暴騰もなかなか次回は起こりにくくあったとしてもゆっくりとした価格の回復にあるのでは?なんて思ってます。
仮想通貨が乱立しすぎたせいで資金が一か所に集まりにくい
仮想通貨の種類はこの1年間で爆発的に増えました。
今ではその種類は1600を超えています。
しかもその多くが草コインとよばれるほぼ価値のないごみのような仮想通貨です。
てなってくると、以前のように一つのコインにお金が集まりづらくなっています。
みんなが思い思いの草コインにそれぞれ投資をしたところで、一つの草コインに集まるお金の量が増えなければ価格も上昇しません。
もしかしたら今後も以前のヴァージのような、草コインの吹上みたいなことが起こり宝くじで当たったかのような億万長者が出るかもしれませんが
それを引き当てる確率は、草コインの選択肢が増えた今は以前より低くなっていると考えるのが自然だと思います。
仮想通貨界隈で不祥事が多すぎていいイメージがない
最後がこれです。
コインチェックのネム流出に始まってこの仮想通貨界隈では頻繁に不祥事や事件が起きています。
代表的でぱっと思いついたものをあげるだけでも
・コインチェックやZaifなど仮想通貨取引所の流出事件
・ICOを利用した詐欺の頻発(ICOでお金を集めてそのまま雲隠れ)
・ICOして取引所へ移ったコインの相次ぐICO割れ
・ネット上での買い煽りからの売り逃げというマッチポンプ
などなど、邪魅魍魎が跋扈する仮想通貨界隈では法規制が技術の進歩に追いついていないこともあってか色々とやらかしが多いです。
これに、大暴落も合わさって世間では仮想通貨は投機的で怖いものっていうイメージが割と定着してしまっていると思います。
こんな状態ではなかなか仮想通貨市場にお金は流れてこないだろうし、そもそも投資の選択肢としても避けられてしまうと思います。
沢山投資した後でハッキングされて仮想通貨が流出なんてされたらたまったものではないですしね。
てなるとおそらく年配でお金をたくさん持っていて投資先を考えている、なんて層からは仮想通貨は投資の対象にはなりにくいでしょう。
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いかがでしたか
というわけで今回は仮想通貨の話をしました。
今日あげたような問題もありまだまだ色々と問題が起きそうな仮想通貨なんですけども
折原は今後も動向を見守っていきたいと思うしその理由もブログの記事にしようかなって思っているので楽しみにしていてください。
それでは