はいということで今回は、仮想通貨(ビットコイン)FXの話題です。
よくわからないって方向けに簡単に説明すると仮想通貨FXっていうのは仮想通貨をレバレッジを効かせて取引するというものです。
普通のFXを仮想通貨でやるイメージですね。
でまあ有名なところだとビットコインFXなんかがあったりするんですけども
個人的に仮想通貨FXで儲けるって初心者では相当しんどいし玄人向けなんじゃないかなて考えています。
なので今回はどうして折原がそう思うのか、その理由を話していきたいと思います。
スプレッドが広いし手数料も高い
まず一つ目がこれですね。
普通のFXに比べると、仮想通貨FXはスプレッドが高めに設定されています。
例えば普通のFXだったら、ドル円で考えると
一回の取引で設定されるスプレッドは大体0.3銭とかです。
1ドル100円て考えると大体0.003%の乖離ですね。
ですが、ビットコインFXの場合には勿論取引所とかにもよると思いますけど0.01%から0.2%とかです。
明らかに普通のFXよりもスプレッドが開いてます。
そんな小さい率で比較してもそんなに変わらんやろって思われる方もおられるかもしれませんが、例えば1BTC=500,000円とすると
スプレッドが0.2%なら1000円です。つまり1000円儲けてやっとプラマイ0になるということですね。
これでもしもレバレッジをかけて10倍で取引したなら×10なので一回エントリーするのに1万円の手数料がかかるってことになります。
あともう一つ、仮想通貨FXはポジションを持ったまま日をまたぐとレバレッジの手数料を取られる場合があります。
これも取引所によってまちまちではあるんですが日に0.4%ぐらいが相場みたいなので
1BTC=500,000円で1BTC分のポジションを持っていたなら一日2000円です。
レバレッジが十倍なら一日2万円ですね。
ちなみにこの一日0.4%という手数料は一年に換算すると14.6%です。消費者金融なみですね。
いくらBTCの値動きが激しいとは言っても、そこまで初めからハンデを背負っていては勝てる人は結構選ばれしものだと思います。
相場で勝つ負ける以前に手数料で結構ごっそりいかれてしまいます。
値動きが激しい仮想通貨のFXでこの高額なスプレッドと手数料は結構な重荷なのでは?と個人的には思います。
システムのバグで刈り取られるリスク
2つ目の理由がこれですね。
仮想通貨自体の価格の変動は激しいし手数料も高いのでレバレッジを低くすればいいんじゃないの?なんて考えている方もおられると思います。
例えば、50万の資金で1BTC=50万を1.5倍のレバレッジを利かせた場合1BTC=35万ぐらいまで下がらない限りは証拠金維持率は100%を下回りません。
さすがに数時間でBTCの価格が下がるなんてことそうそうないだろうし、低レバレッジならロスカットの心配もほとんどなくて安心なんて考えている方もおられるかもしれませんが、それでも可能性は0ではないと思います。
というのも取引所がバグって異常な値段をつける可能性があるんです。
所謂、フラッシュ・クラッシュてやつです。
勿論この現象自体は仮想通貨に限らずふつうのFX取引所でも起こりうるんですが
仮想通貨の場合、結構な頻度で起こるしとんでもない規模で起きています。
例えば以前にはイーサリアムの価格が99%価格が下落する、なんてことが起きてます
GDAX取引所でフラッシュクラッシュ(瞬間的下落)が発生し、317.81ドル(3万5700円)から10セントまで急落。
無茶苦茶ですよね笑
普通のFX取引ならこんなことはまずまずないと思います。
でも、市場が未熟な仮想通貨市場ではこんなことが起こりうるわけです。
まだ仮想通貨取引所にはストップ安・ストップ高の概念もありませんし、そもそも取引所をまたいで仮想通貨のやり取りもしないんで一つの取引所ぐらいなら簡単に価格操作できちゃう人もいるわけなんですよね
価格操作されている可能性【大量のクジラたち】
2つ目の理由にも関係しますけど 、多くの仮想通貨には通称クジラと呼ばれる。
莫大な量のその仮想通貨を持っている大口保有者がいます。
で、市場にまだ規制がそこまでない仮想通貨市場ではこのような大口保有者が価格操作を行うときがあるのでは?といわれています。
例えばそういう人たちがもしも大量の売りを浴びせてきたら簡単にチャートは暴落します。
よく仮想通貨は値動きが激しいから大きく儲かるのでは?なんて考えている方もおられるかもしれませんが逆言えば、ロスカットまであっという間という意味でもあります。
さきほども言いましたが、仮想通貨市場にはストップ安という概念がないので
強制ロスカットされる水準を狙って思いっきり売りを浴びせてくるなんてこともあるでしょう。
しかもそういう大口保有者の行動をチャートを読んで予想するなんてことそうとう頑張らないと難しいんじゃないんかなて個人的には思うわけです。
いくらチャートを読んで未来が読めるようになったしても、大口保有者の売り圧みたいな事故的要素であっという間にロスカットしてしまうリスクを考えると折原はなかなかFXしてみたいなーとは思わないわけです。
というわけで今回は仮想通貨FXについて思うことを書きました。
一応強調しておきますが、別に折原は仮想通貨FXを否定するつもりはないです。
実際ツイッターとかでもビットコインFXで儲かりました!みたいな方とか、鬼のようにチャートを読むのがうまいんだろうなあて方を見かけたりしますし
儲かる人は儲かるんだろうなってことはもちろん思ってるし、仮想通貨FXをされる方を否定するつもりは毛頭ないです。
でも、折原的にはやっぱり上記の理由からあんまりFXはしたいと思わないなーという話でした。
どんくさいので一瞬で刈られそうな気がします。
それでは
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