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NASDAQってどうしてこんなに成長率が高いの?【ナスダックてなに?】


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前回のブログで主要な株価指標の紹介と10年間、5年間での成長率を紹介したわけなんですけども。その中で一番成績のいい株価指標がありました。

 

 

それが、NASDAQ(ナスダック)です!

 

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このチャートを見ていただけければわかると思いますがここ十年はほぼ右肩上がりなんですよね。

 

なので今回はNASDAQがどうしてここまで安定した成長を遂げているのかその理由を考えてみたいと思います。

 

 

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そもそもナスダックってなに?

前回の記事でも軽く説明したんですけど今回はもうすこし詳しくナスダックについて紹介していこうと思います。

ナスダックはNational Association of Securities Dealers Automated Quotationsの略で日本語にするなら、全米証券業協会オートメーション化された相場みたいな意味です。

 

オートメーション化された相場という名前が入っているとおり、ナスダックは世界初の電子化された証券取引所として1971年に生まれました。コンピューター化された株式取引所というのは当時は世界初でした。

NASDAQ - Wikipedia

 

ということで最初は取引所の名前だったナスダックだったわけですが現在はその言葉が株価指標としても使われています。それがナスダック総合指数(NASDAQ Composite Index)です。

これは、NASDAQに上場している3,000以上の銘柄の全てを対象に、時価総額加重平均で算出した指数です。

時価総額加重平均というのは、単純に数で割って平均を出すのではなく総時価総額に対するそれぞれの構成銘柄の時価総額の割合に応じて平均を出す、というやり方です。

なので、時価総額の大きな企業の値動きのほうが時価総額の小さな企業の値動きよりもより大きな影響力を持つようになります。

 

1971年2月5日にナスダック総合指数の算出が開始され、この日の終値を基準値「100」として計算されてしています。

 

ちなみに2019年1月現在で「7000」前後なので、初めから比べると70倍になっているということになります。

 

1971年に投資した1万円が47年で70万になったてことですね。

 

ナスダック総合指数 - Wikipedia

 

 

ナスダックの特徴

 

 

 これは、ナスダックの始まった1972年が今まで経済の中心だった重厚長大産業から、テクノロジーやヘルスケア産業などの新しい産業へ移ってゆく時期とはちょうど重なっていたのでIT産業やハイテク産業などのベンチャー企業向けの市場でした。

 

ちなみに今では超有名企業も上場しています。

 

有名どころだと以下のような企業が上場しています。

Alphabet 

Facebook

PayPal

アップル

Amazon.com

インテル

スターバックス

テスラ

任天堂

Netflix

三井物産

 

沢山の有名企業が上場していますね。

また、日本の会社が名前を連ねていることからものわかるようにアメリカの企業でなくてもナスダックに上場することが可能です。

 

Category:NASDAQ上場企業 - Wikipedia

 

 

いまでも、ニューヨーク証券取引所よりも上場基準が緩いのでベンチャー企業向けの市場として機能しています。(ただし、上場維持はNASDAQのほうがしんどいみたいです。)

 

NYSE(ニューヨーク証券取引所)   NASDAQ
上場基準 財務基準 上場基準1 上場基準 財務基準 上場基準1
直近2年間の税引き前利益200万ドルかつ過去3年間の税引き前利益総額1000万ドルかつ当該3年間の税引き前利益が黒字 純資産1500万ドルかつ税引き前利益が直前期あるいは直近3期のうち2期で100万ドル
上場基準2 上場基準2
時価総額5億ドルかつ直近12ヶ月の収入1億ドルかつ過去3年間の調整キャッシュフロー総額2500万ドルかつ当該3年間のキャッシュフローがいずれもプラス 純資産額3000万ドル
上場基準3 上場基準3
過去6ヶ月平均の時価総額7.5億ドルかつ直近年度の収入7500万ドル ①時価総額7500万ドル
浮動株式数 110万株 ②総資産7500万ドルかつ総収入7500万ドル
株主数 取引単位株主数が2000人 浮動株式数 110万株
最低取引価格 なし 株主数 100株以上保有する人が400人
上場維持基準 財務基準 ①時価総額5000万ドルを30営業日連続 最低取引価格 5ドル
②時価総額1500万ドルを30営業日連続かつ自己資本5000万ドル 上場維持基準 財務基準 上場基準1
浮動株式数 60万株 純資産1000万ドル
株主数 ①株主数1200人 上場基準2
出来高 ②株主数400人かつ出来高10万株 ①時価総額5000万ドル
株式最低取引価格 1ドル ②総資産5000万ドルかつ総収入5000万ドル
  浮動株式数 上場基準1
75万株
上場基準2,3
110万株
株主数 100株以上保有する人が400人
出来高
株式最低取引価格 1ドル

 

 

上場基準について かねなし父さんの挑戦〜米国株とバリュー投資〜

 

 

なぜここまで成長しているのか

 

先ほども述べたようにナスダックはほかのアメリカの株価指数と比較してもここ十年の成長率がとてもいいです。

比較するとこんな感じです。

 

S&P 500 → 10年間のCAGR(年平均成長率)は12.62%

ダウ平均   → 10年間のCAGR(年平均成長率)は10.14%

NASDAQ  →    10年間のCAGR(年平均成長率)は15.00%

 

毎年1.15倍になるってすごいですよね。

だいたい5年で2倍になる計算なので10年で約4倍にまで成長しています。

ではどうしてナスダックの成績はいいのでしょうか?

 

 その理由について考察しました。

 

 ナスダックはIT関連企業の比率が高い

 さきほどナスダックの特徴としてITやハイテク企業が多いという話をしました。

 

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www.stockclip.net

 

一方のS&P 500はこちら

 

 

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同じ企業も多く入ってますが、トップテンを見てもナスダックのほうがIT系の有名企業が並んでますね。

実際、ナスダックに上場している企業の中でも金融系を除いた時価総額上位100銘で構成されるナスダック100指数というものがあるのですが、この指数の10年間の成長率は、18.69%でしたた(折原計算)

 

市場全体の成長以上です。

かなりの成長率ですね。

 

このようにナスダックの急成長についてはナスダックという市場においてハイテク・IT系企業の占める割合が大きく、それらのIT企業が大きな成長を遂げたからというのが大きな理由になりそうです。

  

 

必ずしも右肩上がりというわけでもない

 

 とまあここまでどうしてナスダックがここ十年好調なのかという話をしたわけですけど

勿論ずっとナスダックも好調でずっと右肩あがりだったわけではないです。

 

チャートを見てみましょう。

 

 

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NASDAQ チャート | 日経平均株価 AI予想

 

 2000年あたりに大きな山ができていますよね?

 

実はこのころに大きなバブルがありました。いわゆるITバブルです。

 

インターネット・バブル - Wikipedia

 

kotobank.jp

 

 この大暴落の回復には長い時間を要したようで実際、完全に時価総額が回復するのは2015年です。おおよそ15年かかったことになります。

15年て半端ないですね。

 

そうおもうと今は右肩上がりでイケイケドンドンなナスダックにも苦難の時代があったんだなていう気持ちになりますね。

 

 バブル崩壊後に少し回復するもリーマンショックでまたもとの水準近くまで落ちてますね。

なかなか試されてる感じがします。

 

2000年のてっぺんで握ってて2015年まで握り続けるて相当な握力がないと難しそうです。

 

 

てか、何となくITバブルって仮想通貨バブルと背景が似ているような気がしているので

仮想通貨もこんなかんじであと15年ぐらいは最盛期の価格まで戻らないのかもしれないようなそんな気持ちになりました。

2017年の15年後て2032年か、だいぶ先だなあ・・・

 

 

そんな感じです。

 

 

 

 

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