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仮想通貨には底値ってあるのかについて考えてみた!【現在割引価値とDCF法とROEとROAとPERについて】


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はい、というわけで今回は仮想通貨の底値がテーマです!

 

 

まず、底値という言葉を知らない方へ向けて簡単に説明すると、底値とは相場がいちばん低いときの値段を指します。

 

ようは、どんなに不況の状態でもこれ以上下がることはないだろうというような状態ですね。

 

 

平気で10倍になったり10分の1になったこともある仮想通貨ですけども、このような底値が仮想通貨にも存在にするのかについて今日は考えてみたいと思います!

 

 

 

 

そもそも底値ってどうやって計算するの?

仮想通貨に底値があるのかどうかを考える前にまずはそもそも底値というものがどのようにして計算されるのかを考える必要があります。

 

前提の定義をかっちりしておくの大切。

 

というわけでまずは株の場合にどのように底値を計算するのかについて考えてみましょう。

 

 

企業の価値を考える方法はいくつかあるとおもいますがこのなかにDCF(Discounted Cash Flow)法というやり方があります。

 

ja.wikipedia.org

 

oneinvest.jp

 

 

これは簡単に言うと、未来の利益を現在の価値で測定し、それを足し上げることで企業の価値を出そうするやり方です。

 

この説明だけ聞いてもわけわからないと思うので簡単な例をだしてみます。

 

例えば1年後に100円の利益を3年だす企業があるとしてこの企業の現在の価値を測定します。

 

当然ですが未来の価値というのは現在の時点では不確定なだし、今の利益のほうが同じ額でも価値は高いです。

 

例えば100万を今すぐもらうのと10年後にもらうのではどっちがいいかと聞かれたら大概の人は今すぐもらうでしょう。

 

これと同じことが起業の利益でも言えます。

 

つまり、1年後の100円と10年後の100円は現在の地点で見て平等ではないということですね。

いまいちピンとこない方は次のように考えてみてください。

今100円もらって1年間債券に投資して5%の利益が出たなら1年後には100円が105円になります。

 

こう考えたらやっぱり今の100円のほうが価値が高いというのがわかってもらえると思います。

 

この5%の利子というのを利子率と呼びます。

市場に投資することで期待される利益ですね。

他に投資していたら、そのお金が他に使えたはず。

そのコストが5%というわけですね。

 

 

こう考えてみると、この企業の価値はこのように考えれます。

 

100×(100/105)+100×(100/105)×(100/105)+100×(100/105)×(100/105)×(100/105)

 

 

なので現在の地点でみたこの企業の価値は大体272円になる、というわけです。

 

 

ちなみにこれは言い換えると、企業の現在の地点での利益の期待だと言い換えることもできます。

つまりこの計算は3年間95パーセントの確率で100円稼ぐ企業の生み出す利益の期待値と大体言い換えることができるというわけですね。

 

これは

 

100×0.95+100×0.95×0.95+100×0.95×0.95×0.95

 

となり、期待値は約270円となるわけです。ほぼ一緒ですね。

 

ちなみにこのように現在の視点で見た未来の利益の額を現在割引価値って呼んだりします。

そして現在割引価値を考える際に使われる利子率を現在割引率なんて呼んだりします。

 

大雑把に言うとDCF法というのはこういう理屈で計算されます。

 

 

 

 

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実際に企業の価値を計算してみる

DCF法について説明も終わったところで実際に計算をして企業の価値を出してみようと思います。

 

例えばマイクロソフトを例に出してみます。

 

マイクロソフトの年間の利益は大体4兆円ぐらいだといわれています。

 

一方でマイクロソフトの時価総額は80兆円ぐらいです。

 

ということはマイクロソフトをDFC法の式に当てはめたなら

 

80兆=20×4兆となるので

 

現在割引率は20=100/5なので大体5%になるというわけですね。

 

株、というか企業の場合にはこの数字を利用して色々な企業の価値を割り出すことができます。

 

 

ほかにもROAとかROEというやり方もある

 

勿論企業の価値を測定する方法は他にもあります。

代表的な指標で言えばROAとかROEですね。

 

ROEは自己資本利益率(Return on Equity)といわれるもので、自己資本(純資産)に対してどれだけの利益が生み出されたのかを示します。

 

ROAは総資産利益率(Return On Assets)と呼ばれるもので、総資産に対してどれだけの利益が生み出されたのかを示します。

 

 

 

freeway-keiri.com

liftmylamp.com

 

ROEは15%、ROAは8%ぐらいあれば大体優良だといわれています。

 

ちなみにマイクロソフトのROEは約20パーセント、ROAも約7%ぐらいになっているのでかなり優良だといえます。

www.shimaji-amekabu.com

 

 

他にも企業を分析するうえで代表的な指標としてPERがあげれます。

 

PERとはPrice Earnings Ratioの略で、株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。なお、1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的です。

www.smbcnikko.co.jp

 

これもよくわからない!という方もおられると思うので簡単に解説すると、1株当たりの純利益に対して1株の金額が割高かどうかを判断するというものです。

 

 

マイクロソフトで言えば一株は大体今110ドルで売られており、一株当たりの利益というのは大体2.5ドルなのでPERは約45倍ですね。

日本の上場企業の場合、PERはだいたい15倍程度が平均だそうなので結構割高かもしれないです。

 

diamond.jp

 

 

とまあ、話が脱線しつつありますが笑

とにかくこんな感じで株の場合には企業を分析することによってその企業の価値を測定してそこから株価の底値を予想することが可能です。

 

 

じゃあ、これが仮想通貨に当てはまるのかというのが大きな問題になってくるわけです。

 

 

仮想通貨には底値はない

 

で、結論から申し上げると仮想通貨には底値という概念は存在しないように思います

 

なぜなら、仮想通貨にはそのような価値を分析するための企業という概念はないし、仮想通貨を持っていても配当があるわけでもないです。

 

勿論仮想通貨の価値が上がれば儲かりはしますが

仮想通貨には今のところ最低でもいくらかは利益が確保されているという保証などどこにもないのです。

 

 

仮想通貨の時価総額は今20兆前後だといわれていますが、その数字自体にはなにも根拠等ありません。期待感のみでここまで買われているといってもいいとおもいます。

 

 

裏を返して言い換えるとこれは仮想通貨にはまだ実需がないから、というのが大きな理由です。

例えば、毎日必ず○○円は仮想通貨が使われるのであれば、それが買い支えになるのでその時初めて底値が生まれるわけです。

 

仮想通貨そのものが実用化され、実需が生まれその価値に裏付けが生まれたときに初めて底値という概念が仮想通貨にも生まれるんだと思います。

 

ここがまだ生まれたばかりの仮想通貨と株の大きな違いだと思います。

 

というわけで今の段階でチャートが上がったり下がったりすることに一喜一憂しても仕方ないです。

なぜなら今の段階のチャートの動きは所詮期待値的なものでしかなくなんの裏付けもないからです。

大切なのは今後その投資した仮想通貨に実需が生まれるか

 

そっちを気にして仮想通貨投資を行っていくべきなのだろうなと思います。

 

 

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