おりろぐ

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リップル社(XRP)が投資したcoilとはいったい何なのか調べてみた!(XRPの売り圧になりうる?)


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先日、リップル社の投資部門「Xpring(スプリング)」が、少額決済用プラットフォーム「Coil」に、10億XRPの投資をしたとして、話題になりました。

 

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coinpost.jp

 

10億XRPていうと今のレートで換算して約300億弱なのでものすごい額なのが分かると思います。

それだけリップル社にとっても期待のプロジェクトなのでしょう。

というわけで今回は、XRPがパトロンになったコイルがどんなプロジェクトなのか調べてみました。

 

 

今までの広告モデルの問題点

Coilの説明に入る前に、まずは現状の広告モデルの問題点について解説したいと思います。

 

現在、多くのコンテンツ作成者はおおむね2つのやり方からお金を得ています。

 

グーグルアドセンスやyoutubeの広告などの無料広告コンテンツ

一つ目がおなじみ?のこのタイプです。

例えばブログでいえば基本的にコンテンツそのものは無料ですが、代わりにグーグルアドセンスを導入することでブロガーは収入を得ることができています。

このおりろぐもグーグルアドセンスを導入することで広告収入を得ています。

 

また、youtubeも同じで動画コンテンツそのものを視聴すること自体は無料なわけですが広告を張り付けることで収入を得てますね。

所謂youtuberなんかはこの方法で稼いでたりします。

 

ただ、このような広告モデルにはいくつか問題があります。

 

鬱陶しい

まずはシンプルにこれですね笑

グーグルアドセンスやyoutubeの広告はコンテンツの消費者からすればシンプルに鬱陶しいしあんまりみたいものではないですよね。

 

勿論、この広告があるから無料でコンテンツを消費できるというのはわかってはいますができれば見たくはないと思います。

だから、adblockみたいな広告無効化のアドオンがあったり、課金して広告を減らすアプリをいれるなんて本末転倒なことも起こっています。

 

 

chrome.google.com

 

 

brave.com

 

個人情報を企業が収集して広告表示に利用

また、グーグルやfacebookなどがこのような広告を出すために個人情報を収集していることがプライバシーの保護や民主主義的にははたして正しいのか、というのが問題になっています。

たとえばグーグルなんかはアカウントと閲覧したサイトの履歴を紐づけしてその人の志向を解析してその人にあった広告を出したりしてます。

 

adssettings.google.com

 

↑のサイトはグーグルを利用した情報をもとに解析した結果が出てくるサイトです。

グーグルを利用していればしているほどより正確なデータが解析されているはずです。

 

このように利用者のプライバシーを一企業が管理し、掌握しているということが果たして正しいのかということやそれを嫌がっている消費者もたくさんいるということが問題になっています。

 

コンテンツ作成者への直接課金

 二つ目の方法が、コンテンツ作成者へ消費者が直接課金を行うという方法です。

例えば、有料のメルマガやブログなんかがそれにあたりますね。

 

ほかにも最近で言えばnoteやpixiv fanboxなんかが該当しますね。

 

 

note.mu

 

www.pixiv.net

 

これらもコンテンツ作成者への直接課金によって作成者はお金を得ることができるわけですがこれについてもいくつか問題点があります。

 

課金コンテンツの乱立

先ほど例示したようにこのような課金型のプラットフォームは山ほどあります。

そのような中から消費者は毎回それぞれのプラットフォームで課金を行わなければすべてを網羅的に消費を行えないので、消費者からすればかなり煩わしさを感じると思います。

毎回クレジットカードを登録するというのも個人的には心理的抵抗があります。

 

課金してみるまで中身が見えない

課金が行っていざ中身を見てみると大した内容でなかったというのはよくある話です。

(課金して手に入れた情報商材が大したことなかった、的なやつですね)

 

消費者としてはわざわざ課金して出てきたコンテンツが不十分であれば不満も残りますし、課金をためらいます。

そうなってくると今度は作成者としても消費者にきちんとコンテンツを届けたいという思いがあればあるほど有料化することをためらってしまいます。

 

このようなジレンマが現在起きているわけです。 

 

コイル(coil)とは?

先ほど申し上げたような現在のコンテンツ作成者のマネタイズへの問題点を解決すべく生まれてきたのがこのコイルです。 

 

 一言で要約すると、「コンテンツをマネタイズする新しいフォーマット」であるといえそうです。

 

 

coil.com

 

 

以下、コイル独自の特徴を列挙したいと思います。

 

色々なサイトを網羅的に課金できる 

先ほども申し上げたように既存の課金フォーマットでは網羅的な課金はできないしそれぞれのフォーマットで課金を行わなければすべてのコンテンツを手に入れることはできませんが

Coilの場合には、一律$5の月次サブスクリプションフィーを支払うことで、Coilに対応しているサイトであればどのサイトでもコンテンツへの課金を行うことが可能です。

 

また、コイルへの対応も<head>部分に<meta>tagを入れるだけなので簡単に対応させることが可能です。

 

コイルを使用すれば個人のサイトだけではなく、youtubeやウィキペディア、Twitch、ツイッター、discord、レディットとInternet Archiveなどさまざまなサイトへの課金を一括して行うことができます。

 

Coilのマイクロペイメント技術を使ってXRP投げ銭をウェブオーナーや、ツイッター、ディスコード、レディット上の誰かに送ることができるようになっています。

Coil(コイル)のXRP支払いが拡大、YouTube、Twitter、Wikipedia|仮想通貨ニュースと速報-コイン東京(cointokyo)

 

ちなみにコイルを導入しているか否かについてはCoil Checkerによって確認することが可能です。

 

fudbingo.com

 

 

 

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コンテンツ作成者へ直接課金するので、鬱陶しい広告もでないしプライバシーも保護される

コイルはコンテンツ作成者へお金を直接支払う形をとるため、作成者もグーグルアドセンスのような広告を貼る必要性が今以上に薄くなります。

結果として広告も減り、さらに広告表示のための大企業の情報収集からプライバシーを守れるようになるとのことです。

 

ちなみに、コイルはユーザー名とメールアドレスはデータを収集しますが、アクセスしたコンテンツについてはの情報は収集しないとのことです。

 

Q: What kind of data does Coil collect about me?
A: Coil keeps your basic profile information like name and email address. We can see when you're using Coil, but not what content you visit.

FAQs | Coil Help Center

 

コンテンツを消費した分だけの支払い

コンテンツ作成者への課金の場合にはお金を支払うまで中身が見えないという の非対称性が問題だったわけですが、コイルの支払いはユーザーがコンテンツを消費した分だけの支払いになります。

具体的には、サイトへの滞在時間によってそれに応じた金額のお金を支払う仕組みのようです。

現在1秒の消費あたり1ドルの3,000万分の1が支払われるようになっていますが、今後ネットワークの拡大やユーザーへの利便性の向上によって変化していく変数かと思います。(例えば今後より多くのサイトがCoilを採用して、ユーザーの利便性が向上すればユーザーも月ごとにより多く払っても良いと思うだろうし、コンテンツクリエイターもより多くの額を要求するようになるかもしれません。この辺りは市場の原理ですね。)

Coil

 

これによって、買ってみるまで中身がわからないというような情報の非対称性はある程度防止することが可能となります。

また、コイルの支払いは今のところ一律5ドルだけなので

ユーザーとしても課金しすぎて支払いが予想外に増えてしまった、というような事態を回避することができます。

 

 

 

このようなXRPによる投資は将来の売り圧になる可能性もある 

ちなみに10億XRPの投資が行われるということで話題になったコイルですが

XRPの総発行数が1000億XRPなので、コイルへの投資額はその1%になります。

 

さらに、勿論現段階で市場に1000億XRPすべてが出回っているわけではないので現段階での市場への流入量で換算すればさらにその割合は大きくなります。

 

今回投資を受けた10億XRPは勿論今後活動資金捻出のために市場で売られるようになると思います。

 

そのような際には、リップル社そのものだけでなくcoilの運営によりXRPの売り圧というのが発生する可能性があるので今後のXRP価格形成にどの程度関与してくるのかということについても意識していきたいと思います。

 

実際リップル社そのものの売り圧はある程度の制限がなされていますがcoilの保有するXRPについては売る量にどれぐらいの制限があるのか今のところ不明です。

このあたりについてはまた新しい情報が出たら記事にしたいと思います。

 

 

まとめ&所感

以上現在のマネタイズモデルの問題点とコイルの特徴について述べてきましたがまとめると

コンテンツへの課金制度というのは今の段階でもたくさんあるけど

色んなサイトに包括的に対応し、かつリアルタイムで見た分だけお金を払えるというのがcoilの特徴みたいです。

 

ですがもちろんまだ大きな実績が上がっているわけでもないですし、将来性についてはまだまだ未確定なところが多い印象もうけました。

 

 

そもそもコンテンツ課金にする手段のなかでcoilがスタンダードとして使われるようになったとしてもまだもうちょっと時間がかかりそうな気がしています。

 

ちなみにネットではcoilの競合は同じく広告やトラッキングをブロックするbraveではないのか?なんていわれたりもしてますね。

 

brave.com

 

 

以下、参考にしたサイトのリンクを貼っておくので、興味のある方は読んでみてください。 

 

coil.com

 

 

 

medium.com

 

 

gtgox.com

 

 

help.coil.com

 

 

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